2022/06/01
GHOST IN THE SHELLを見たのでコンテンツにおける魂の価値について考えちゃう。魂をもう少し具体的に人格と表現すると、人格はコンテンツの寿命を延ばす有効な要素だと思う。人がコンテンツに人格を感じることができればそのコンテンツと関係を築くことができるだろうから。 多分ヒカキンさんの動画が好きな人はヒカキンさんが好きな人が多いと思う。手軽にコンテンツの制作と発信ができる時代になったけど転載アカウントとかに人格は感じにくいな。一過性のブームになりがちだと思う。 これは石黒浩さんの影響を受けた考えだけど、人格を含んだコンテンツを提供する上で有効なメディアは人体だと思う。映像も文章も人体を経由した表現が多いだろうし。 特にライブとか生身の人体を扱ったコンテンツは特別な付加価値があるように思う。もちろん日々の人間関係も。 ただ生身の人体には制約が多い。現代の産業やデジタル技術と相性の良い人体の代替手段としてはアンドロイドロボットやアバターが考えられる。そういう意味で僕はロボット技術やVR技術の進歩が楽しみ。 コンテンツに人格を埋め込む作業を個人に依存させると大変なので半自動化できないかと思って試みたものがハンコロボット。人様のTweetがクワマイの許可という人格をともなって再びTweetとして流れていく。 本当はアバターロボットを作ってハッシュタグでシナリオを募集するというものを作ってみたかったんだけど大変なので押印という動作に限定した。いつかVtuberの半自動化したいな。誰かもうやってるかな。